UKアニマルメディカル

犬猫の腎機能を保護するためのサプリメント リノパワー

慢性腎臓病での腎機能を
最大限に保護

慢性腎臓病の特徴は、ヒトでも犬猫でも腎臓の機能が時間と共に低下することです。
その原因は長い間、腎臓の濾過過剰(腎臓の働き過ぎ)や体内に溜まった尿毒素(蛋白老廃物)による糸球体(尿を作る装置)の傷害であると考えられていました。
そのため、この考えを信じてアンジオテンシン転換酵素(ACE)阻害薬や人工活性炭(コバルジン)が投与されてきました。
しかし、最近の研究でこの2つの薬剤には腎機能の保護作用がないことが分かりました。

一方、慢性腎臓病で死亡したヒトや犬猫の腎臓を詳しく調べてみると、腎臓の尿細管(作られた尿を体の必要に応じて調節する装置)と間質(糸球体、尿細管、血管などの隙間を埋めている組織)が広い範囲で壊れ、線維成分に置き換えられています(線維化)。
慢性腎臓病におけるこの線維化は、食事から摂取するリンにより重症化することが分かりました(リン中毒説)。

したがって、食事中のリンを腸内で吸着し、吸収されないようにするサプリメントを投与すると腎臓の線維化、即ち、腎機能の低下を防止することができます。
リノパワーはこのリン中毒説に基づいて開発されたサプリメントで、慢性腎臓病での腎機能を最大限に保護します。

様々なデータが保証する
リノパワーの効果

キトサン投与後60日後の結果。キトサンは腸内で生じるリンを有意に吸着して上皮小体ホルモン(PTH)の合成と分泌を抑えることが分かります。また、リンの吸着により尿細管への濾過負荷が減少し、そのためにリンの排泄率(FEPi)も低下します。

キトサン投与後8週後の結果。キトサンは小分子の尿毒素を吸着し、有意にBUNを低下させました。また、酸性尿毒素の吸着により血中重炭酸塩濃度も上昇しました。

血中リン濃度が正常な初期の慢性腎臓病患者にリン吸着剤を投与するとリン排泄増加ホルモンであるFGF-23およびPTHの血中濃度を著しく低下させることが判明しました。

片方の腎臓を摘出した若いラットに高塩食を与えると血圧が有意に増加し、それによって尿中アルブミン排泄量と腎臓内でのフリーラジカル産生量が増加します。
こうしたラットに還元型コエンザイムQ10を投与すると血圧、尿中アルブミン濃度、およびフリーラジカル産生量は著しく低下し、腎保護作用が認められました。
リノパワーPはさらに還元型コエンザイムQ10による腎臓および心臓保護作用を発揮します。

リノパワー Renal Power 犬猫の慢性腎臓病をサポート

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リノパワーFAQ

Q-01

リノパワーはどのような症状の犬猫に与えるべきですか?

A

慢性腎臓病と診断された全ての犬猫に与えるべきです。
慢性腎臓病は、獣医学では血液検査、尿検査、画像検査などで腎臓の傷害を示す証拠(下表参照)が少なくとも3ヶ月以上持続している状態と定義されています。

腎臓の傷害を示す様々な証拠の一部
血液検査 尿検査 画像検査
尿素窒素(BUN)の増加 不適切な早朝尿の尿比重
犬<1.030 猫<1.035
正常より大きいあるいは小さい
クレアチニンの増加
リンの増加 尿蛋白クレアチン比>0.2 腎盂が拡張
SDMA>14μg/dl 腎臓起源の尿円柱や結晶(沈渣) 表面が不規則
Q-02

リノパワーの種類を教えて下さい。

A

リノパワーにはR(レギュラー)とP(プレミアム)の2種類があります。

Q-03

リノパワーRはどのような症状の犬猫に投与すべきですか?

A

リノパワーRの主成分はキトサン(尿毒素の吸着作用)とクエン酸鉄(リンの吸着作用)です。したがって、このサプリメントは慢性腎臓病と診断されたけれど、血中の尿素窒素(BUN)、クレアチニン、リンなどの濃度は参考値の範囲内で、食欲不振、嘔吐、脱水などの慢性腎臓病末期の症状がなく、外見的に正常な動物と見分けがつかない初期の慢性腎臓病犬猫に投与します。

BUN、クレアチニン、SDMA、リンなどの血中濃度は測定する病院により参考値の範囲が異なります。参考値の範囲については検査して頂いた動物病院に詳しくお尋ね下さい。
Q-04

リノパワーPはどのような症状の犬猫に投与すべきですか?

A

リノパワーPは、リノパワーRに抗酸化作用と抗炎症作用を備えたカネカ食品の最高級品質還元型コエンザイムQ10を加え、腎機能保護作用を強化したものです。したがって、このサプリメントは慢性腎臓病と診断された下記の症状にあてはまる犬猫に投与します。

  1. 血中の尿素窒素(BUN)とクレアチニンあるいはSDMAの濃度が正常範囲を超えている。
  2. 血中のリン濃度が明らかに異常値を示している。
  3. 食欲不振、嘔吐、脱水などの慢性腎不全の症状が存在している。
  4. 急性腎障害(昔の急性腎不全)の回復期の犬猫で、なかなかBUNやクレアチニンあるいはリン濃度が許容範囲に下がらない。
  5. 慢性腎臓病と心臓病(犬)あるいは甲状腺機能亢進症(猫)を同時に発症している。
BUN、クレアチニン、SDMA、リンなどの血中濃度は測定する病院により参考値の範囲が異なります。参考値の範囲については検査して頂いた動物病院に詳しくお尋ね下さい。
Q-05

リノパワーの与え方を教えて下さい。

A

リノパワーは無味無臭の微粒粉末で、簡単に水に溶けます。したがって、食事を与える時に粉末のまま餌に振りかけたり、水に溶かして食事に混ぜたり、あるいは食後に直接飲ませることもできます。
食事回数が増え、投与量が増える場合でも、4倍量まで安全に投与できます。
1日に何回投与するかではなく、何か食物を口に入れるたびに投与するのが基本です。

Q-06

リノパワーの投与量を教えて下さい。

A

リノパワーの基本的な投与量は1日体重1kg当たり0.25g(付属のスプーンは擦り切りで0.5g)ですが、1日2回に限定して投与するタイプのサプリメントではありません。
必ず食事ごとに分割した量を振りかけて与えるか、食後に分割した量を水に溶かして与えます。したがって、食事回数が多くなると投与量が増えることもありますが、副作用がありませんので、4倍量まで安全に投与できます。
投与量を気にするより食事と共に、あるいは食後必ず投与することが重要です。

Q-07

リノパワーを投与すると便が黒くなりますが、これは副作用ですか?

A

副作用ではありません。
リノパワーに含まれるクエン酸第二鉄は消化管内でクエン酸塩と鉄イオンに分解され、クエン酸塩は吸収・代謝されて重炭酸となり、アシドーシスを是正し、鉄イオンは消化管内でリンと結合してリン酸第二鉄となり、不溶解性となり、便に排泄されます。
リン酸第二鉄の色は黒色ですから、便が黒色なのはリノパワーがリン結合効果を発揮している証拠です。

Q-08

血中リン濃度が正常なのに、なぜリノパワーを投与するのですか?

A

昔は慢性腎臓病の末期になり、腎機能が著しく低下し、血中リン濃度が上昇した場合にのみリン結合剤を投与していました。しかし、慢性腎臓病の初期段階で腎機能が低下するメカニズムが腎組織(特に尿細管と間質)の線維化であり、この線維化は骨から分泌されるFGF-23というホルモンが腎機能の低下により増加するためだとわかりました。
現在、このFGF-23血中濃度を低下させる方法は食事に含まれるリンを吸収させないようにするしかありません。その方法がリノパワーに代表されるリン結合剤の投与です。

Q-09

リノパワーを投与しても血中リンの濃度が下がりません。原因としては何が考えられるでしょうか?

A

最も多い原因は食事あるいはおやつを食べた後に必ずリノパワーを投与されていないことです。
リノパワーは食事の中の蛋白質に最も多く含まれるリンを腸内で結合して吸収させないようにするサプリメントですから、蛋白質を含むどのような食べ物でも、食べた後に必ず投与するのが原則です。
次に多いのは他に投与しているサプリメントの中にカルシウム(カリナーイパティキンやカリナール)やリンが含まれている場合です。
最後に多いのが安定した慢性腎臓病ではなく、腎臓の機能が著しく低下した不安定な慢性腎臓病(食欲不振や多尿で皮下輸液をしないと具合が悪くなる動物)で、食欲不振のため蛋白質を多く含む色々な食事を与えている場合です。
様々なサプリメントを同時に与えるとお互いに効果を妨げあることがあるので、基本的にはリノパワーだけにすることをお勧めします。

Q-10

他の病気(心臓病やホルモン失調など)の治療のために薬を服用している場合はどのように投与したらよいでしょうか?

A

リノパワーにはキトサンとクエン酸鉄という尿毒素とリンの吸着作用を備えた成分が含まれていますので、基本的には他の吸着剤と同じで、リノパワーを投与する3時間前に他の治療薬を投与することをお勧めします。

Q-11

慢性心臓病(あるいは腎臓病)のためにアンジオテンシン転換酵素(ACE)阻害薬(フォルテコール、アピナック、リズミナール、エナカルドなど)を投与していますが、同時に投与しても良いでしょうか?

A

この答えは患者の条件によって大きく異なります。
慢性腎臓病の診断を受けても食欲や元気があり、皮下輸液などの治療を受けなくても自力で生活できる動物には栗を食事の3時間前に投与し、食事の後にリノパワーを投与するようにします。
皮下輸液などをしないと生活できない、即ち不安定な慢性腎臓病の動物ではACE阻害薬は腎臓毒として働きますので、投与を中止し、他の種類の心臓病薬に変更してもらいます。
ACE阻害薬の投与を続けると腎臓の機能が更に低下し、急性腎障害(腎不全)を起こす危険があります。

Q-12

リノパワーの成分を勉強して自分で同じようなサプリメントを作って投与したところ、腎臓病が悪化し、具合が悪くなりました。なぜでしょうか?

A

特にリノパワーPは3種類の成分の粒子の特性が大きく異なり、均一に混合することが難しいので、自宅で正しく配合することはほとんど不可能です。
かたよった混ざり方で投与するとある成分だけの効果が強調され、バランスが壊れて腎保護作用を発揮できません。
素人考えは事故の基ですし、下手をすると愛犬や愛猫の腎臓をさらに壊してしまうことにもつながります。

Q-13

腎臓病と診断された愛犬や愛猫にリノパワーを投与しようと思いますが、心配事の答えが見つかりません。個別に相談に乗ってもらうにはどのような方法があるでしょうか?

A

現在は病院に通院して治療を受けていない状態で、飼主の判断でリノパワーを投与したいと考えられている場合は、ワンクリック相談室(1回の相談料は¥1,000)をご利用頂けます。
ワンクリック相談室はメールを利用した一度だけのカウンセリングで、質問も簡単なものに限りますが、飼主様の不安を取り除き、目的を達成できることが多いです。
病院に通院して治療を受けている状態で、愛犬や愛猫の腎臓病の治療やリノパワーの投与方法、あるいはそれに関する様々な問題(転医、休薬、他の検査や治療法など)を相談されたい場合は、相談時の問題解決までご指導できるセカンドオピニン(¥20,000)制度をご利用下さい。
詳しくはお問い合わせページをご覧ください。

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